米国臨床腫瘍学会泌尿生殖器癌シンポジウム(ASCO GU)2019
バイエルのダロルタミド+アンドロゲン遮断療法(ADT)、非転移性去勢抵抗性前立腺癌においてプラセボ+ADT と比較して無転移生存期間を有意に延長し安全性プロファイルも良好
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ダロルタミド+アンドロゲン遮断療法(ADT)群の無転移生存期間(MFS)中央値は 40.4 カ月で、プラセ ボ+ADT 群(18.4 カ月)と比較して、統計学的に有意な延長が認められた
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全生存期間は中間解析において良好な傾向が認められ、死亡リスクは 29%低下(P=0.045)
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試験中の有害事象発現率は、ダロルタミド+ADT 群とプラセボ+ADT 群で同程度
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健康関連の生活の質(HRQoL)を維持
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米国臨床腫瘍学会泌尿生殖器癌シンポジウムにおいて、アンドロゲン受容体阻害剤であるダロルタ ミドの第 III 相 ARAMIS 試験の初回結果を口頭発表、同時に医学誌 ニュー・イングランド・ジャーナ ル・オブ・メディシンに掲載