バイエルのフィネレノン 2型糖尿病を合併する慢性腎臓病患者を対象に心血管系アウトカムを検討した第Ⅲ相臨床試験FIGARO-DKDにおいて主要評価項目を達成

• フィネレノンは標準治療への上乗せにより心血管死と非致死的な心血管イベントで構成する主要複合評価項目の発現をプラセボと比べ有意に低減
• FIGARO-DKD試験は2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(CKD)を対象とするフィネレノンの臨床試験プログラムにおいてFIDELIO-DKD試験に続き主要評価項目を達成した2つ目の第Ⅲ相臨床試験
• 2型糖尿病を合併するCKD患者は2型糖尿病のみを有する患者と比べ心血管疾患で死亡する可能性が3倍高い
• フィネレノンは包括的な臨床試験プログラムに基づき2型糖尿病を合併するCKD患者において腎臓および心血管系への有用性を検証した初の非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬

 

大阪、2021年5月14日 ― 2型糖尿病を合併するCKD患者を対象に、フィネレノンを標準治療に上乗せしたときの有効性と安全性をプラセボと比較検討することを目的としてバイエルが実施した第Ⅲ相臨床試験FIGARO-DKDにおいて、主要評価項目を達成しました。