第Ⅲ相臨床試験FIGARO-DKDおよび事前規定されたFIGARO-DKDとFIDELIO-DKDのメタ解析FIDELITYから得られたデータが欧州心臓病学会(ESC)学術集会2021で発表:

フィネレノンが2型糖尿病を合併する慢性腎臓病患者の心血管イベント発現や腎臓病進展の抑制を示す新データ

• 2型糖尿病を合併するステージ1-4を含む幅広い重症度の慢性腎臓病(CKD)患者にフォーカスしたFIGARO-DKD試験の結果より、FIDELIO-DKD試験で示されたフィネレノンの心血管系ベネフィットを確認
• FIGARO-DKD試験の結果は医学誌ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに同時掲載
• 事前規定されたメタ解析FIDELITY(第Ⅲ相臨床試験FIGARO-DKDおよびFIDELIO-DKDの13,000人以上が対象)の結果より、2型糖尿病を合併するCKD患者におけるフィネレノンの腎・心血管系ベネフィットが示される

 

大阪、2021年9月3日 ― 第Ⅲ相臨床試験FIGARO-DKDの詳細な結果より、非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬フィネレノン(臨床開発中)は、2型糖尿病を合併するステージ1-4の幅広いCKD患者において、標準治療にプラセボを上乗せしたときと比べ、心血管系評価項目のリスクを低減させたことが示されました。