バイエル、欧州で初の癌腫横断的な適応をもつ個別化癌治療薬ラロトレクチニブに対しCHMPより承認勧告

  • NTRK 遺伝子融合と呼ばれるまれなゲノム変化を有する局所進行性または転移性の成人および小 児固形癌患者の治療薬として承認勧告
  • 承認されればラロトレクチニブは欧州で癌腫横断的な適応をもつ初めての治療薬
  • CHMP の承認勧告は、ラロトレクチニブにより、中枢神経系癌を含む TRK 融合を有する成人および 小児固形癌患者で持続的かつ高い有効性がみられることが示された併合データに基づく
  •  ラロトレクチニブは良好な安全性プロファイルを示し、有害事象の多くはグレード 1 または 2
  •  今後数カ月以内に欧州委員会の最終判断が下される見込み