信州大学とバイエル薬品、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)患者の発症から診断・治療までのプロセスと疾患の負担に関する研究結果を発表
- 症状の初発から CTEPH 確定診断に要した時間は中央値 32 カ月と長期に及んだ
- 早期診断へのハードル:患者自身が初期症状を加齢や体力不足によるものと誤認、診察医が鑑別 診断として疾患を想起しにくいなど確定診断の遅れが理由としてあがる
- 医療従事者における CTEPH の認知向上と患者間の社会的ネットワークを構築することにより、患者 ケアの向上する可能性を示唆
信州大学(所在地:長野県松本市、学長:濱田州博)とバイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:ハイケ・プリンツ、以下バイエル薬品)は、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH:chronic thromboembolic pulmonary hypertension)患者の発症から診断・治療までのプロセス(Patient Journey)*と疾患の負担に関する研究結果が、2021 年 1 月 19 日に International Society for Pharmacoeconomics and Outcomes Research の科学雑誌 Value in Health Regional Issues Vol. 24 (May 2021) にオンライン掲載されたことをお知らせします。