第Ⅲ相臨床試験FIDELIO-DKDの部分集団解析から得られた最新データが第70回米国心臓病学会(ACC)年次学術集会(ACC.21)で発表:

フィネレノンが2型糖尿病を合併する慢性腎臓病患者における心房細動または粗動の新規発症リスクを低減する可能性を示す

•    FIDELIO-DKD試験の事前規定された探索的部分集団解析の結果、フィネレノンを標準治療に上乗せした場合に2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(CKD)患者における心房細動または粗動の新規発症リスクをプラセボと比べ低減する可能性
•    本部分集団解析では登録時の心房細動または粗動の既往の有無にかかわらず、フィネレノンが腎臓または心血管イベントのリスクを低減
•    フィネレノンは包括的な臨床試験プログラムに基づき2型糖尿病を合併するCKD患者において心血管および腎臓への有用性を検証した初の非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬
•    本探索的解析から得られた結果は医学誌ジャーナル・オブ・アメリカン・カレッジ・オブ・カーディオロジ―に同時掲載

 

大阪、2021年5月21日 ― 第Ⅲ相臨床試験FIDELIO-DKDの事前規定された探索的解析から得られた最新データより、フィネレノンを標準治療に上乗せした場合、2型糖尿病を合併するCKD患者の心房細動または粗動の新規発症リスクをプラセボと比べ低減する可能性が示されました。