バイエル薬品、横浜市との連携協定に基づき心臓リハビリ啓発活動を開始

  • 医療マンガ大賞とコラボレーションした啓発リーフレットを医療機関などで配布

 

大阪、2022年6月13日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:フリオ・トリアナ、以下「バイエル薬品」)は、横浜市と締結した連携協定に基づき、心臓リハビリテーション(以下、「心臓リハビリ」)普及推進活動を開始しました。活動の第一弾として、医療マンガ大賞とコラボレーションし、一般市民の心臓リハビリに対する理解促進を目的とした啓発リーフレットを作成し、横浜市内の医療機関や行政機関などで配布します。

 

バイエル薬品と横浜市は2022年2月に、「医療に関する総合的な市民啓発に関する連携協定」を締結しました。バイエル薬品は今後も、横浜市との協力のもと心臓リハビリ普及を目的とした医療関係者向けのイベント開催などを通じて、横浜市の地域医療に貢献してまいります。

 

啓発リーフレット「心臓リハビリテーションをご存知ですか?」
啓発リーフレット「心臓リハビリテーションをご存知ですか?」

 

バイエル薬品と横浜市医療局がん・疾病対策課は、本連携協定に基づき、啓発リーフレット「心臓リハビリテーションをご存知ですか?」を作成しました(監修:横浜市心臓リハビリテーション推進事業市民啓発検討ワーキンググループ)。本リーフレットでは、心血管疾患患者さんやそのご家族に向けて、心臓リハビリの重要性や、実際に行われるリハビリテーションの内容などについて、マンガとイラストを用いてわかりやすく解説しています。イラストは、第3回医療マンガ大賞入賞者の長谷川 幸(sakuraberry)さんが担当しました。本リーフレットは、横浜市内の医療機関を中心に約1万部配布するほか、横浜市のウェブサイトで公開します。

心臓リハビリテーションについて

心臓リハビリテーションは、運動療法や生活指導、カウンセリングなどを含む多面的・包括的プログラムを指し、心血管疾患の再発や再入院の防止を目的に行われます。心臓リハビリテーションを行うことで、運動能力や体力が向上し心不全の症状が軽くなる、筋肉量が増えて楽に動けるようになり心臓への負担が減る、血管が広がりやすくなり血液循環がよくなるなど、さまざまな効果が期待されています。心臓リハビリテーションには、専門知識を持つ医師や看護師、薬剤師、臨床心理士など、多職種が関わり、患者さん一人ひとりの状態に応じたリハビリプログラムを立案・実施します。

 

医療マンガ大賞について

医療マンガ大賞は横浜市が主催する医療をテーマとしたマンガ賞です。同じ出来事でも、患者さんと医療関係者では受け取り方や感じ方が異なることに着目し、各々の視点からの捉え方をマンガとして描くことで、視点の違いに互いに気づき、共感を促進することを目指した取り組みです。詳しくはhttps://iryo-manga.city.yokohama.lg.jp/をご確認ください。

 

<参考>
横浜市 心臓リハビリテーション推進事業:https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/gan/cr/rehabilitation.html
横浜市医療局 記者発表:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/iryo/
日本心臓リハビリテーション学会HP:https://www.jacr.jp/
日本心臓財団HP:https://www.jhf.or.jp/

 

循環器疾患および腎疾患におけるバイエルのコミットメントについて

バイエルは、循環器疾患領域における革新的リーダーとして、革新的治療のポートフォリオを充実させることで、「Science for a better life」をお届けできるよう長年にわたり取り組んでいます。心臓と腎臓は健康や疾患において密接に関わっており、バイエルはアンメット・メディカル・ニーズが高い循環器疾患と腎疾患に対する新しい治療アプローチについて、幅広い領域で取り組んでいます。バイエルの循環器フランチャイズには多くの製品があり、前臨床および臨床開発のさまざまな段階にあるその他いくつかの化合物があります。これらの製品・化合物は、循環器疾患の治療法に影響を与える可能性のある標的やシグナル伝達経路を優先的に開発するバイエルのアプローチを反映しています。

バイエルについて

バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力します。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は441億ユーロ、従業員数は約100,000名(2021年)。特別項目計上前の研究開発費は53億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

 

バイエル薬品株式会社について

バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器・腎臓領域、オンコロジー領域、眼科領域、婦人科領域、血液領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では、プレナタルサプリメントや腟カンジダ抗真菌剤に注力しています。同社は、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.pharma.bayer.jpご参照ください。

 

バイエル薬品株式会社
2022年6月13日、大阪

将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)

このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。