大阪、2023年3月6日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:フリオ・トリアナ、以下「バイエル薬品」)は、イオン性ヨード造影剤ウログラフイン®注60%の「効能又は効果」から、「関節撮影」及び「逆行性尿路撮影」を削除する承認事項の一部変更が、本日、承認されたことをお知らせします。承認日である本日より、削除された2つの「効能又は効果」に本剤を使用することはできません。
ウログラフイン®注が本剤の「効能又は効果」のない脊髄腔内に誤って投与され、致死的な状態に至る事故が過去に報告されており、医療事故を防止する観点より厚生労働省と協議を行い、申請を行いました。本剤の代替製剤がある2つの「効能又は効果」を削除することにより、本剤の使用機会を少しでも限定し、医療事故防止ならびに適正使用の推進に寄与することを目的としています。