イオン性ヨード造影剤ウログラフイン®注60%の「効能又は効果」から「関節撮影」及び「逆行性尿路造影」を削除する承認事項の一部変更について

大阪、2023年3月6日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:フリオ・トリアナ、以下「バイエル薬品」)は、イオン性ヨード造影剤ウログラフイン®注60%の「効能又は効果」から、「関節撮影」及び「逆行性尿路撮影」を削除する承認事項の一部変更が、本日、承認されたことをお知らせします。承認日である本日より、削除された2つの「効能又は効果」に本剤を使用することはできません。

 

ウログラフイン®注が本剤の「効能又は効果」のない脊髄腔内に誤って投与され、致死的な状態に至る事故が過去に報告されており、医療事故を防止する観点より厚生労働省と協議を行い、申請を行いました。本剤の代替製剤がある2つの「効能又は効果」を削除することにより、本剤の使用機会を少しでも限定し、医療事故防止ならびに適正使用の推進に寄与することを目的としています。

<効能又は効果>
効能又は効果
<代替製品とその後発医薬品の有無>
代替製品をその後発医薬品の有無

【バイエルについて】

バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力します。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は441億ユーロ、従業員数は約100,000名(2021年)。特別項目計上前の研究開発費は53億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

 

【バイエル薬品株式会社について】

バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器・腎臓領域、オンコロジー領域、眼科領域、婦人科領域、血液領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では、プレナタルサプリメントや腟カンジダ抗真菌剤に注力しています。同社は、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.pharma.bayer.jpをご参照ください。

 

 

バイエル薬品株式会社
2023年3月6日、大阪

将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)

このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。