コパンリシブとリツキシマブの併用療法により再発低悪性度非ホジキンリンパ腫患者の無増悪生存期間が有意に延長

ベルリン、2020年10月14日 ― ドイツ・バイエル社は本日、濾胞性リンパ腫、辺縁帯リンパ腫、小リンパ 球性リンパ腫、およびリンパ形質細胞性リンパ腫/ワルデンシュトレームマクログロブリン血症を含む再発 低悪性度非ホジキンリンパ腫(iNHL: indolent non-Hodgkin’s lymphoma)患者を対象とし、コパンリシブとリ ツキシマブの併用療法を評価する第III相試験であるCHRONOS-3試験で、主要評価項目である無増悪 生存期間(PFS: progression-free survival)の有意な延長が達成されたことを発表しました。CHRONOS-3 試験は、コパンリシブとリツキシマブの併用療法が再発iNHL患者のPFS延長において、プラセボとリツキシ マブの併用より優れているかどうかを評価することを目的とした、第III相無作為化二重盲検プラセボ対照 試験です。本試験で認められた安全性および忍容性は、これまでに発表された個々の薬剤に関するデー タと概ね一致しており、新たな安全性所見は認められませんでした。