バイエル薬品滋賀工場 品質への取り組み

すべては人々の健康のために

バイエル薬品 滋賀工場

バイエルは、「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」をグループのミッションに掲げ、ヘルスケアと農業関連事業を中核とするライフサイエンス企業です。

 

バイエル薬品 滋賀工場では、日本の皆さまの健康増進に寄与するため、革新的医薬品を高品質でお届けしています。患者さんに必要とされる医薬品の安定供給を使命とし、医薬品の品質のみならず服用のしやすさも追求し、たゆまぬ努力を重ねて日々の生産に従事しています。

日本の患者さんのニーズに応える、医薬品づくり

滋賀工場は、バイエルグループの医薬品の製造拠点として重要な役割を担っています。滋賀工場では、原料の秤量から医薬品の包装までを一貫して行う生産体制を確立。また、日本人の特性に適した革新的な製剤や包装設計を行う開発体制も備えています。日本の患者さんのニーズに沿った医薬品づくりを日本国内で行うことができ、期待に応える製品をお届けしています。


1日1回の服用で安定した血中濃度を持続させる降圧剤の有核二層構造や、患者さんのアドヒアランスをさらに向上させるための錠剤の小型化への取り組み、水がなくても服用できるOD錠(口腔内崩壊錠)もここ滋賀工場で生産しています。革新的な技術と経験に裏打ちされた確かな品質と揺るぎない情熱で、皆さまの日々の健康を支え続けています。

プロダクトサプライジャパン本部長 滋賀工場長
髙橋孝一郎

プロダクトサプライジャパン本部長 滋賀工場長 髙橋孝一郎

滋賀工場では、日本の患者さんのニーズに応える医薬品を安定供給し続けることを最優先に、日々活動を行っています。独自のイノベーションを生み出しながら品質を高めていく私たちの取り組みでは、患者さんのニーズに応える医薬品づくりとともに品質カルチャーの醸成などに力を入れています。定期的なGMP*トレーニングに加え、年1回、工場の全社員を対象に自己点検サーベイを行い、その結果は、高い品質カルチャーの継続とさらなる向上に役立てています。社員一丸となって品質向上、顧客志向と効率の良いオペレーションを同時に実現するための活動を推進しながら、日本の患者さんにバイエルの医薬品を安心してお使いいただけるよう努力を重ねていきます。

 

*GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品の製造管理及び品質管理の基準

水の町、薬の町、滋賀県産の医薬品

滋賀工場の位置、特徴

滋賀工場の風景

日本におけるバイエル薬品の生産拠点である滋賀工場は、湖国滋賀とも呼ばれる「水の町」滋賀県の中でも、くすりの里と言われる甲賀市に位置しており、滋賀・甲賀の豊かで美しい自然に囲まれた環境の中で、滋賀県産の医薬品を製造しています。

1979年に操業を開始し、日本で45年以上の長い歴史を有しています。日本の患者さんの健康を支える医薬品づくりを行ってきた滋賀工場では、バイエルのグローバルネットワークを最大限に生かして、調達・製造・品質管理の効率化を図り、優れた技術を用いた高品質な製品をお届けしています。近年では本国ドイツを含む各国のバイエルグループにおいて「バイエル工場群の中でも有数の工場」として位置付けられています。

徹底した品質管理

徹底した品質管理

バイエル薬品滋賀工場は、医薬品製造に義務づけられるGMP*と世界のバイエルに共通の品質保証基準に合致した製造を行い、高い品質基準を満たした日本市場のニーズに応える医薬品づくりに取り組んでいます。滋賀工場では日本の患者さんの期待に応える医薬品づくりを実現するために、日々の業務改善を通して品質向上や効率改善を目指す「OE(オペレーショナル・エクセレンス)活動」を実施しています。

 

* GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品の製造管理及び品質管理の基準

グローバルな人材育成

バイエル滋賀工場では、世界中に生産拠点を構えるグローバル企業の特性を生かして、海外赴任や海外出張をはじめとする世界各国のバイエル工場との技術や人的交流を盛んに行うなど、世界とのつながりを実感できる環境で医薬品の生産業務を行っています。またバイエルの全社的な取り組みである「インクルージョン&ダイバーシティ」に積極的に参加しています。

【バイエル薬品 企業紹介】より良い明日へ、つなぐ未来(前編)

バイエルは、ドイツでは160年、日本でも100年を超える歴史があり、イノベーションへの投資を続け、医療の進展に貢献してきました。この動画では、バイエルのこれまでの歩みについてご紹介しています。詳しくは動画をご覧ください。

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