バイエルの新型コロナウイルス感染症対策への取り組みについて
バイエルは、政府機関や企業と連携し、資金援助や製品の無償提供、研究協力、医療用品の供給、地域支援などを通じて、国内外の新型コロナウイルス感染症対策を支援しています。
日本において、バイエル薬品は、医療従事者を支援するため、NPO法人ピースウィンズ・ジャパンへ医療用ガウン購入費用として500万円、バイエル薬品の医薬品製造工場が所在する滋賀県の新型コロナ対策チームへ医療用ガウン200枚、東京都、大阪府およびピースウィンズ・ジャパンへ高濃度エタノール製剤6,000リットルなどを寄付しました。
グローバルでは、パンデミックの初期において、COVID-19に対する治療効果の可能性が示唆された、バイエルの既存薬を世界保健機関や各国の政府、保健当局、研究機関などに提供し、臨床試験を支援しました。また、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が創設した新型コロナウイルス感染症の治療法開発のためのイニシアチブ「COVID-19 Therapeutics Accelerator Initiative」への参画や、欧州の官民パートナーシップ「European Innovative Medicines Initiative (IMI)」による新型コロナウイルス感染症の治療薬と診断薬の開発の呼びかけに協力しています。
さらに、CureVac N.V.社と提携し、同社のCOVID-19に対するmRNAワクチン候補CVnCoVの臨床開発や薬事、ファーマコビジランス、供給、各地域におけるオペレーションなどを支援しています。今後、バイエルの製造施設において同ワクチンの生産を開始、2022年には1億6,000万回分のワクチンを生産し、供給ネットワークと全体の生産能力をさらに拡大していく予定です。
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